第2章を待ちに待っていたそこのあなた。
別に待ってなかった君。
第2章ついに彼は彼に出会うのです。
興奮の坩堝から目覚めた時、そこはもう既に彼の家だったのだ。そう405に刺激をくれた彼。
世間は彼をこう呼ぶ「居酒屋ハードラー」と。
彼は長い前髪をばっさり切り落とし一新。この日のためであろう。その後、お洒落にスタバとかのテラスとかで足とか組んじゃってもう一人の刺激提供者を待つ的な。
そして彼は車の天井を開けちゃって髪とかなびかせちゃって颯爽と現れた的な。
世間は彼をこう呼ぶ「ともりん」と。
こうして3人は会場である某大学へ。
「ジャージでは浮くから私服で」という井原さんのお言葉を忠実に守る3人。あ、名前出しちゃった。
もう今年で27歳になる3人も私服となれば学生の群れにとけ込む。恐ろしく馴染む。まだ見た目は若い。はずだ。
そんなテンションが上がる405に井原さんが言い放つ。
「いや、そんな胸板厚い学生はいない」
そう、405かオードリー春日かみたいな。まあそれもまた一興では。
会場入りする3人。まずはチケット受け取りに。

聞けばなんと今日は満員。さすが稲川先生。メディアの露出はさほどであるものの興味を呼ぶのであろう。まあ我々もしかり。
会場は溢れんばかりの若きエネルギー。それもそうだ、これは某大学の新入生歓迎企画なのだから。そこへ大の大人3人が乗り込む。
勢いでもなんでもないこれは俺たちにとって「刺激」なのだ。この井原さんの目つきを見れば分かることを察知してほしい。

そして会場が暗闇に包まれ、彼が現れたのだ。会場は盛り上がる。メディアの露出度ではなく記憶なのだと分かった。
そこで井原さんが徐に呟いたのだ。
「淳二・・・老けたな・・・・」
ともだち・・・・?
一瞬、405はそう思い井原さんを見た。しかし、彼の眼差しは真剣だった。
<続く>